トマトが赤くなると医者が青くなる、という格言があると、ACOさんが「夏野菜を美味しく食べるアイディア」スレッドに書き込んでくださいました。
こういう野菜や果物のことわざはいろいろあるのではないか、と思ったので早速、スレッドを立ててみました。書き込み、お待ちしています。
リンゴが赤くなると医者が青くなる、というのもありました。
これは、篠田さんが「リンゴ角切りゼリー&カルバドスのレシピ」のコメントに書いておられました。
子どもの頃、風邪を引いたりお腹をこわしたりすると、母がリンゴをすりおろして食べさせてくれました。薬みたいでした。
親の意見とナスビの花は、千にひとつの無駄もない。
というのもあります。
ナスの花は、咲けば必ず実になると言われています。事実、私の畑でもナスは非常に成りがよいです。トマトやキュウリ、カボチャに比べるとよくわかります。
さて、それは何故か?花の構造が受粉しやすい構造になっているのです。
ナスの花はほとんどが下を向いて咲きます。ナスの雌しべは雄しべよりも長く、長い雌しべを短い雄しべが取り囲んでいます。写真で、黄色いのが雄しべ、それよりも長く突き出ている白いのが雌しべです。花粉は雄しべの先に空いている穴から出ます。風が吹いたり虫が止まったりしたときに雄しべがゆれて花粉が出ます。花が上を向いていると花粉は下に、つまり花びらの上に落ちてしまいます。でも、花が下を向いていれば雄しべから落ちた花粉は長い雌しべに付きやすいのです。
つまり受粉する確率が非常に高いのです。
それで、千にひとつの無駄もないというわけです。
でも、親の意見と比べられてもねえ、とナスは言ってるかもしれません。
畑に行くと、いろいろな発見があります。ただの食物、生産物と思ってしまうと面白みはなくなりますが、ゆっくり時間をかけて観察できるといろいろなことを学べます。
でも、野菜の花が皆下を向いて咲くわけではありません。上を向いて咲く花もたくさんあります。そのうち野菜の花の写真を見せるページも作ろうかな。
親の意見とナスビの花は、千にひとつの無駄もない。その2
ナスの花の写真です。
下向きの花の雄しべと雌しべに注目してください。
ナスが実っています。結果率がとても高いのがわかりますね。
親の意見とナスビの花は、千にひとつの無駄もない。その3
ナスが実っている写真はこれです。鈴生りとはこのこと。無駄がなさそうですね。
早速お邪魔させていただきました!
(昨日17時半からお時間ありがとうございました)
これからもよろしくお願いいたします!
Planman(Go to)さん
ご訪問、書き込み、ありがとうございます。
昨日の打ち合わせ、有意義でした。引き続きよろしくお願いします。
こういうページです。
よろしかったらこれからも書き込みやレシピの投稿など、よろしくお願いします。